世の中、サイエンスキャンプという科学技術の体験合宿もあるようですが、それとは全然関係ない話です。
筆者も10年前くらいはキャンプに行っていました。キャンプって自然の中での活動というイメージが強いと思います。実際、キャンプ場も森の中や山の中にある場合も多くキャンプと化学は対極にあるイメージすらあると思います。
でも、キャンプと化学も今や切っても切れない関係になっているのではないかなあと思います。
その代表例として、テントを考えてみます。
テント
ロッジやバンガローでの宿泊をキャンプという場合もあるとは思いますが、キャンプといえばテントでしょう。テントがあるだけで、キャンプをしている感じすらでると思いますが、このテントの生地って化学繊維の場合が多いですよね。
テントで使われている生地は、ポリエステルやナイロンが多いみたいです。とはいえ、天然素材であるコットンを使ったテントもあるようなので、全てのテントが化学繊維が使われているとは言い切れないところはあります。他にも、ポリエステルとコットンも混ぜた編み込んだ生地であるポリコットンという製品もあるようです。
コットンの生地は手入れが大変な側面もあるそうですが、天然素材の感じはキャンプの雰囲気とマッチして、私は好きです。
他にも、いわゆる寝袋や銀マットも化学製品の場合が多いと思います。自然に囲まれて寝ているようで、化学製品に囲まれて寝ていると言っちゃうのは夢がない気もしちゃいますがね。こういうキャンプの製品の素材やその性質を調べたら、小学生の夏休みの自由研究になりそうなくらい、化学製品って多いと思います。
料理
おまけにもうひとつ。キャンプの料理といえば、なんでしょうか。カレー、BBQ、焼きそばいろいろあると思いますが、調理はまさに化学反応といえます。熱を加えることで、分子を分解するという反応ですね。化学と料理は切ってもきれない関係と言えると思います。
以上、お題スロットからキャンプと化学について書いてみました。そういえば、最近キャンプには行ってないなあ(´;ω;`)